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Fluid Controls

技術

2弁・3弁・5弁:マニホールドの選び方

圧力計および差圧伝送器の据付における、2弁・3弁・5弁の計装用マニホールドの選定に関する実務的な手引きです。

Fluid Controls Engineering · アプリケーションエンジニアリング2026年6月10日読了 5 分

マニホールドの選定は、たいてい前回の据付をそのまま踏襲する形で行われます。用途が変わらないうちは問題ありませんが、条件が変わると、仕様不足のマニホールドは校正を面倒にし、過剰な仕様は費用と設置スペースを無駄にします。

2弁マニホールドは遮断弁とベント弁をひとつのボディに収めたもので、圧力計や単一入力の圧力伝送器に用います。遮断弁がプロセスを止め、ベント弁が閉じ込められた圧力を逃がすことで、計器を安全に取り外せます。計器のプロセス接続がひとつであれば、このマニホールドが適します。

3弁マニホールドは2つの遮断弁に均圧弁を加えたもので、差圧伝送器に用います。重要なのは均圧弁です。遮断弁を閉じる前に均圧弁を開けば、伝送器のダイアフラム両側に同じ圧力がかかり、停止時に生じうる片側過負荷から保護されます。順序が重要です。まず均圧、次に遮断です。

5弁マニホールドは遮断弁2、ベント弁2、均圧弁1で構成されます。追加のベント弁により、プロセス接続を外さずに伝送器のゼロ点調整と校正を現地で行えます。校正が頻繁な据付や、アクセスが難しく計器の取り外しに半日かかるような据付では、5弁はすぐに元が取れます。

整理すると、プロセス接続がひとつで保守頻度が低ければ2弁、標準的な差圧用途なら3弁、差圧に現地校正や難しいアクセスが加わるなら5弁です。

マニホールドを伝送器に直結すれば、両者の間の導圧配管がなくなり、その分だけ漏れ経路、質量、据付工数が減ります。伝送器を取出し口から離して設置しなければならない場合は、事前製作フックアップが配管区間全体で同等の継手削減をもたらします。

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